業種別集客

税理士の集客方法7ステップ|紹介以外で相談を増やす例文付き

CONTENTS目次

結論: 税理士の集客は、紹介を待つのをやめて「検索で見つかる→相談したくなる→問い合わせできる」導線をWebに一度作れば、紹介に依存しない相談の入り口ができます。

この記事で得られるもの: 紹介以外で相談を増やす7ステップ、口コミ依頼の例文2パターン、今日から実行できるチェックリスト10項目。

税理士事務所の所長・開業税理士に向けて、何から手をつけるかの順番で書いています。上から順に読み進めてください。

なぜ税理士の集客は「紹介頼み」になりやすいのか

税理士業は、取引先・金融機関・既存顧問先からの紹介で成り立ってきた業種です。紹介は信頼が前提にあるため成約率が高く、広告費もかかりません。だからこそ「紹介で回っているうちはWebに手を出さない」事務所が多いのが実情です。

しかし紹介には弱点があります。紹介は自分でコントロールできず、増えるタイミングも件数も相手次第です。 紹介元が引退したり、顧問先が廃業したりすれば、入り口そのものが細ります。

もう一つの背景として、税理士が関わる領域は認知そのものが広がりにくい点があります。たとえば中小企業の会計ルールである「中小会計要領」の認知度は24.4%にとどまり、導入のきっかけは「会計専門家からの勧め」が6割を占めています(出典:中小企業庁「平成26年度 中小企業における会計の実態調査について 資料4-1」)。つまり、経営者は自分から情報を探すより、専門家から教わって動く構造になっています。

この構造を逆手に取ると、「探している経営者」にWeb上で先に見つけてもらえれば、紹介を待たずに専門家としての接点を作れます。ここが紹介頼みから抜け出す出発点です。

紹介以外の集客手段を比較する

税理士が使える主なWeb集客手段を、特性で整理します。自分の事務所の状況に合わせて優先順位を決めてください。

手段向いている事務所効果が出るまで残る資産
ホームページ・LPすべての事務所(土台)公開後すぐ受け皿になるサイトが資産化
Googleマップ(MEO)地域で顧問先を増やしたい数週間〜数ヶ月口コミ・評価
ブログ(SEO)相談前に信頼を作りたい3〜6ヶ月検索順位・記事
Web広告短期で相談を増やしたい配信直後から止めると消える

判断基準はシンプルです。土台になるホームページがなければ、まずそこを作ります。 広告やマップで見つけてもらっても、受け皿が弱ければ相談につながりません。

  • 今すぐ相談を増やしたい → Web広告(受け皿のLPとセット)
  • 地域で選ばれたい → Googleマップ(MEO)
  • 価格競争ではなく指名で選ばれたい → ブログ(SEO)で信頼の積み上げ

💡 ポイント: 一つに絞る必要はありません。短期は広告、中長期はマップとブログ、と役割を分けて同時に動かすと入り口が安定します。短期と資産型を組み合わせるのが、紹介頼みから抜け出す近道です。

手段ごとの詳しい考え方はMEO対策と他の集客手段を比較|中小企業に合う手段の選び方も参考にしてください。

税理士の集客方法7ステップ

紹介以外で相談を受ける仕組みを、着手順に7ステップで示します。上から順に進めてください。

  1. ターゲットと強みを言語化する:「誰の」「どんな悩みを」解決できるかを一文にします。例:「飲食店の開業時の資金繰りに強い」「相続税の申告を地域で数多く扱う」。得意分野を絞るほど検索でも紹介でも選ばれやすくなります。
  2. 受け皿のホームページ・LPを整える:事務所概要だけのサイトではなく、「どんな相談ができて」「相談後どう進むか」「料金の考え方」「問い合わせ先」を明記します。相談への導線(電話・フォーム)を各ページに置きます。
  3. Googleビジネスプロフィールを整備する:Googleマップとローカル検索に出るための無料の仕組みです(次章で詳述)。
  4. 検索されるテーマでブログを書く:「地域名+税理士」「相続 税理士 相談」など、相談直前の人が検索する語に答える記事を用意します。
  5. 口コミを集める導線を作る:相談後・契約後のお客様に口コミを依頼する流れを仕組みにします(例文は後述)。
  6. 短期で相談が必要ならWeb広告を足す:検索広告やSNS広告を少額からテストし、受け皿のLPに送ります。
  7. 数字を見て改善する:問い合わせ数・どのページから来たか・検索順位を毎月確認し、弱い箇所を直します。

ステップ2〜4は「資産を残す」施策、ステップ6は「止めたら消える」施策です。資産型を土台にしながら、足りない分を広告で補うと費用対効果が安定します。ホームページの作り方はLP・ホームページ制作の入門|中小企業の経営者が知っておく基礎と始め方にまとめています。

Googleマップとローカル検索で見つけてもらう

「地域名+税理士」で検索した経営者は、地図とともに並ぶ事務所一覧から相談先を選びます。ここに表示されるには、Googleビジネスプロフィールの登録とオーナー確認が必要です。

ビジネスプロフィールは無料で追加・申請でき、オーナー確認を行うとGoogle検索とGoogleマップであなたの事務所が見つけられるようになります。登録は business.google.com/add にアクセスし「Google にビジネス情報を追加」から進めます(出典:Google「Google ビジネス プロフィールを追加またはオーナー確認する」)。

登録したら、次の項目を埋めて「情報の充実度」で減点されない状態にします。

  • カテゴリ(税理士・会計事務所)を正しく設定する
  • 営業時間・電話番号・住所を最新にする
  • 対応業務(法人顧問・相続・確定申告など)を記載する
  • 事務所の外観・内観・スタッフの写真を載せる
  • 事務所の強みを紹介文に書く

⚠️ 注意: プロフィールを作って放置すると「動いていない事務所」と見なされ、選ばれにくくなります。事例や季節の話題(確定申告シーズンの案内など)を定期的に投稿し、口コミに返信を続けてください。

MEOの基礎はMEO対策とは?中小企業がはじめる入門|基礎と始め方で、MEO対策の進め方とあわせて確認できます。

そのまま使える口コミ依頼の例文2パターン

口コミは、相談を迷っている経営者の背中を押す材料になります。ただし黙っていても集まりません。相談・契約が一区切りついたタイミングで、自分からお願いします。以下をコピーして使ってください。

契約・申告対応が完了したお客様へ、メールやメッセージで送る場合:

この度は確定申告のご依頼をいただき、ありがとうございました。今後のサービス改善と、同じようにお悩みの方の参考のため、よろしければGoogleマップにご感想をお寄せいただけますと幸いです。下記リンクから1分ほどで投稿いただけます。 ▼口コミ投稿はこちら (Googleの口コミ投稿リンク)

初回相談を終えた見込み客へ、やわらかく依頼する場合:

本日はご相談いただきありがとうございました。もしご相談の内容やお話ししやすさなどで感じたことがあれば、ひとことGoogleマップにコメントいただけると、他の経営者の方の判断材料になります。差し支えなければで結構です。 ▼投稿リンク (Googleの口コミ投稿リンク)

ポイントは「投稿リンクを添える」「1分で終わると伝える」「断りやすい一言を添える」の3点です。負担を減らすほど投稿率が上がります。届いた口コミには必ず返信し、丁寧に対応している事務所だと見える状態にしてください。

ブログで「相談前の不安」に答えて指名を取る

経営者は税理士に相談する前、ネットで「確定申告 いつまで」「法人成り 税理士 費用」などを検索して予習します。この検索に答える記事を事務所のサイトに置いておくと、価格ではなく「この人に相談したい」という指名で選ばれる入り口ができます。

書くテーマは、普段お客様から受ける質問をそのまま記事にすると外れません。

  • よく受ける相談(「個人事業主から法人化する目安は?」など)
  • 地域名を含むテーマ(「〇〇市で創業したときの税務の流れ」など)
  • 季節のテーマ(確定申告・年末調整・インボイスなど)

ブログの強みは「止めても消えない資産」になる点です。一方で検索流入は積み上げ型のため、効果の実感までは通常3〜6ヶ月を見込みます。すぐに相談がほしい時期は広告を併用し、ブログは中長期の土台として並行して育ててください。

とはいえ、本業の合間に記事を書き続けるのは負担が大きく、更新が止まる事務所がほとんどです。更新を仕組みで続けたい場合は、AIが記事の作成から公開までを自動で行うMIRAS.blogのような方法もあります。書く時間が取れない事務所でも、検索からの流入を積み上げられます。進め方の基礎はAIブログ入門|中小企業のための基礎と始め方にまとめています。

今日から実行できる集客チェックリスト

上から順に確認し、できていない項目から着手してください。

  • 「誰の」「どんな悩みを」解決できる事務所かを一文で言える
  • ホームページに相談内容・進め方・問い合わせ先が明記されている
  • すべてのページに電話・フォームへの導線がある
  • Googleビジネスプロフィールを登録しオーナー確認を済ませた
  • カテゴリ・営業時間・写真・紹介文を埋めた
  • Googleマップに定期投稿する担当と頻度を決めた
  • 口コミ依頼の文面と投稿リンクを用意した
  • 相談後に口コミを依頼する流れを仕組みにした
  • 検索される質問に答えるブログ記事のテーマを3つ書き出した
  • 問い合わせ数と流入元を毎月確認する日を決めた

10項目のうち半分以上チェックが付かない場合、まずホームページとGoogleビジネスプロフィールの整備から始めてください。この2つが紹介以外の相談を受けるための最低限の土台です。

まとめ

税理士の集客で紹介頼みから抜け出す鍵は、「検索で見つかる→相談したくなる→問い合わせできる」導線をWebに一度作ることです。まず受け皿のホームページとGoogleビジネスプロフィールを整え、口コミを集める仕組みを作り、検索される質問に答えるブログで指名を取ります。短期で相談がほしいなら広告、地域なら日マップ、指名ならブログと役割を分け、資産型を土台にしながら同時に動かすと入り口が安定します。最後は問い合わせ数と流入元を毎月確認し、弱い箇所を直し続けてください。チェックリストの上から順に着手すれば、紹介を待たない相談の入り口ができます。

※ REVANSは成果や検索順位の保証はしておらず、ご依頼の際は「やること/やらないこと」を事前に明文化してご提案しています。

FAQ

よくある質問

Q税理士がWeb集客を始めるなら、最初に何をすべきですか?
A

まず相談の受け皿になるホームページと、Googleビジネスプロフィールの整備から始めてください。広告やマップで見つけてもらっても、受け皿が弱ければ相談につながりません。この2つが紹介以外で相談を受ける最低限の土台です。

Q紹介以外で相談を増やすのに、どの手段が一番効果が出ますか?
A

時期で使い分けます。今すぐ相談がほしいなら受け皿のLPとセットのWeb広告、地域で選ばれたいならGoogleマップ(MEO)、指名で選ばれたいならブログ(SEO)です。短期の広告と資産型のマップ・ブログを同時に動かすと入り口が安定します。

Qブログを書いても効果が出るまでどのくらいかかりますか?
A

検索流入は積み上げ型のため、効果の実感までは通常3〜6ヶ月を見込みます。すぐに相談が必要な時期は広告を併用し、ブログは中長期の土台として並行して育ててください。

QGoogleビジネスプロフィールの登録は有料ですか?
A

無料です。business.google.com/add にアクセスし「Google にビジネス情報を追加」から登録し、オーナー確認を行うと、Google検索とGoogleマップで事務所が見つけられるようになります。

Q口コミはどう集めればよいですか?
A

相談や申告対応が一区切りついたタイミングで、自分からお願いします。投稿リンクを添える・1分で終わると伝える・断りやすい一言を添える、の3点を守ると投稿率が上がります。届いた口コミには必ず返信してください。

NEXT STEP

集客の仕組みづくりを、ここから

本業の合間にブログを書き続けるのは大変です。MIRAS.blogは、AIが記事の作成から公開までを自動で行い、更新が止まりがちな事務所でも検索からの相談の入り口を積み上げます。まずは無料相談で現状をご相談ください。

この記事に関連する相談も、お気軽にどうぞ。

集客・求人・業務システムのご相談を、現在の状況から整理します。相談は無料、全国オンラインで対応しています。

無料で相談する